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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第43章 新しい形の未来が見える
ぶっ、と思わずコーヒーを噴き出してしまう。妻はきゃっ、と声をあげて身をよじった。
「やだ。もう。」
「お、おまえ…昨日のあれがあって、それでもまだそんなこと言うのかっ…」
「冗談よ、冗談。」
「お前は…華が本気で怒ったときの恐ろしさを知らないから、そんな冗談が言えるんだ…」
言いながら、私はブルッと身を震わせていた。
「そんなに凄いの?」
日記では、778ページくらいに書いてあったはずだ。確かあの時の印象では…
「ああ、当時の印象では般若のようだって、思ったな。…グーで、顔の形が変わるほど殴られた。」
「ええええ?!何したらそこまで怒らせちゃうの??華がそんなに怒るなんて、よっぽどよねえ。」
「う、うーん。なんていうか、見られてはいけないところを見られてしまったんだな。」
「柚子としてたとこだ?」
「……そう…」
「あらぁ…」
その話になれば妻もまた怒りだすかと思ったが、彼女のテンションは変わらず、少し間延びした返事を返してきた。
あれ?と一瞬不思議に思ったがその理由はすぐにわかった。
「昨日一緒に寝ながらね、柚子にはいろいろ聞かせてもらったわ…」
柚子のことだから、どストレートな表現で全て包み隠さず喋ってしまったに違いない。
もはや怒るのにも驚くのにも疲れたということなのだろう。
「・・・・」
「随分と、好き放題にやってたみたいねえ。まあ、柚子のほうが目覚めちゃったって感じでもあったけど。」
「やだ。もう。」
「お、おまえ…昨日のあれがあって、それでもまだそんなこと言うのかっ…」
「冗談よ、冗談。」
「お前は…華が本気で怒ったときの恐ろしさを知らないから、そんな冗談が言えるんだ…」
言いながら、私はブルッと身を震わせていた。
「そんなに凄いの?」
日記では、778ページくらいに書いてあったはずだ。確かあの時の印象では…
「ああ、当時の印象では般若のようだって、思ったな。…グーで、顔の形が変わるほど殴られた。」
「ええええ?!何したらそこまで怒らせちゃうの??華がそんなに怒るなんて、よっぽどよねえ。」
「う、うーん。なんていうか、見られてはいけないところを見られてしまったんだな。」
「柚子としてたとこだ?」
「……そう…」
「あらぁ…」
その話になれば妻もまた怒りだすかと思ったが、彼女のテンションは変わらず、少し間延びした返事を返してきた。
あれ?と一瞬不思議に思ったがその理由はすぐにわかった。
「昨日一緒に寝ながらね、柚子にはいろいろ聞かせてもらったわ…」
柚子のことだから、どストレートな表現で全て包み隠さず喋ってしまったに違いない。
もはや怒るのにも驚くのにも疲れたということなのだろう。
「・・・・」
「随分と、好き放題にやってたみたいねえ。まあ、柚子のほうが目覚めちゃったって感じでもあったけど。」