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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第43章 新しい形の未来が見える
私は柚子が援助交際などに手を出していないことにそう言ったつもりだったが、そんな疑惑があることを知らないから、彼女はそれを別な意味に捉えたようだ。
「良くはないでしょうよう!?良くは!…あなた、モテ男にでもなった気分なの?」
「いやっ、違う…そういう意味じゃなくってだ…」
一瞬大きな声を出した後、妻はまたシュンとなってうつむく。
「って、私にもそんなこと言う資格はないよね…私だって、勝手に外で妊娠して、ここに戻ってきちゃってるんですものね…」
「いや…そのことはもう考えるのはよそう。」
既に争いを起こす相手もいないのだ。そして彼女が出ていく先もない。
結論が決まっている以上、互いに傷つくだけの会話に意味などなかろう。
「……でも柚子のこれからも心配だけど、華のほうがもっと心配だわ。」
「どうして…」
妻は、なぜわからないの?といった顔でこちらを見た。
「どうしてって、柚子があなたの精子で妊娠したからよ。華にしてみれば、自分の子だなんて感覚はないでしょうからね。」
言われなくてもわかってる、と言いかけて、あれ?と私は思った。
本当にわかっていたかな…
「良くはないでしょうよう!?良くは!…あなた、モテ男にでもなった気分なの?」
「いやっ、違う…そういう意味じゃなくってだ…」
一瞬大きな声を出した後、妻はまたシュンとなってうつむく。
「って、私にもそんなこと言う資格はないよね…私だって、勝手に外で妊娠して、ここに戻ってきちゃってるんですものね…」
「いや…そのことはもう考えるのはよそう。」
既に争いを起こす相手もいないのだ。そして彼女が出ていく先もない。
結論が決まっている以上、互いに傷つくだけの会話に意味などなかろう。
「……でも柚子のこれからも心配だけど、華のほうがもっと心配だわ。」
「どうして…」
妻は、なぜわからないの?といった顔でこちらを見た。
「どうしてって、柚子があなたの精子で妊娠したからよ。華にしてみれば、自分の子だなんて感覚はないでしょうからね。」
言われなくてもわかってる、と言いかけて、あれ?と私は思った。
本当にわかっていたかな…