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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第44章 エピローグ ~ ハッピーエンド?

「お父さんも…したいの?」
「えっ…」
突然話を振られて、狼狽したようなお父さん。うまくはぐらかされるかなって、思ったけど。
「…最初はいくらなんでもやり過ぎだろうって思った…思ったけどな。でも、母さんも柚子もそれを祝福してくれるっていうんだ。だったら俺も…華とは式を挙げたいって思う。」
いつになく真面目な顔で、お父さんはそう言ってくれた。
「さすがにお客さんは呼べないけどねえ。」
「そっ、そりゃあそうよ!当たり前じゃない…」
さすがにお父さんと結婚式だなんて、誰かにばれたら大変なことになりそうだ。
「私たちだけの、秘密の式ってことになっちゃうけれど、でも華だってそういう「しるし」が欲しくて、これをねだったわけじゃない?だったらもう、ちゃんとやっちゃおうって、そういうこと。」
お母さんは私の指輪に手を添えてそう言った。
そこへ柚子も畳みかけるように口をはさんだ。
「それにね、今回式を挙げられる理由の一つでもあるんだけど…」
「なっ、何よ…」
「なんと、初夜のお宿はオーシャンビューのスィートルームだよ?すっごい、でっかいお部屋。そこの宿泊とセットで、今回予約とれたんだよ!高かったみたいだよぅ?ね。パパ。」
「な、華。俺たち、素直にこの祝福を受け取らないか。」
みんなが、幸せそうな顔で私のことを説得してくる。
いつの間にか私の顔は涙で濡れていて、声も出ないまま、首を何度も縦に振ったのを覚えている。

