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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第44章 エピローグ ~ ハッピーエンド?

そう言われてしまえば検索するしかないねと、華はスマホを取り出し答えにたどりついた。
「へえ、そっか、甘ーい部屋ってことじゃなかったんだ……あたし、モノ知らないなぁ…」
少し恥ずかしそうにした後、華はスマホを取り出したついでと思ったのか、突然パシャパシャと写真を撮りだす。
「あ、そっか。私も撮ろうっと。」
柚子も一緒になってパシャパシャとやりだしたところに父は不安そうに声をかけた。
「おい…お前たちまさかそれをインスタに上げたりしようとか思ってないよな?」
「えっ!?ダメなの?」
「だっ、ダメだ、ダメだって!どっから足がつくかわからんだろうっ!?」
「えー、パパとか映らないようにするからさぁ。」
今の時代、断片化された情報が集まることで一つの事実が浮かびあがることなど日常茶飯事である。
しかし、まだ社会経験のない娘たちにはそれがわかっていなかった。
「とにかく!ダメだ!どんなに気を付けていたって、どこでどんな風に誰が見ているかわからないんだ。万が一にもばれたら7人家族どころじゃない、一家離散だぞ!」
「…だってさ、お姉ちゃん。残念だねえ。」
華も残念そうな顔をしたところで、あっ、と柚子は声をあげて、華をベッドルームのほうへ引っ張っていった。
「ねえ、サイトの日記だったら、いいんじゃない?」
「ええ!?そ、そうかなあ。」
「私、パソ持ってきてるよ!?あの人達にはもう散々見られちゃってるし、だけど身元は完全にわからないじゃん!」
もう決まり、と言わんばかりに、柚子はザックの中からPCを取り出し、ネットへの接続を始めた。

