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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第44章 エピローグ ~ ハッピーエンド?
[3月1日](日) 風景:スィートルーム 浴室
「では姫様、いかがいたしましょう」
父は少々おどけた口調でそう言った。
母と妹は先に二人で湯船に浸かり、華は先ほど父が座っていた椅子に腰かけていた。
どうやら有罪判決の代償は、花嫁の体を花婿が洗い上げることに決まったようだ。
父は手にスポンジを持ち、少し離れた場所に立ってかしこまっている。
「うむ、苦しゅうない、ちこう寄れ。」
「華…それじゃあお姫様ってよりお殿様だ…」
「あれ、そうか…ま、なんでもいいや。でもスポンジは使っちゃだめ。さっきお母さんがしてたみたいに、体を使ってお願いね。」
「お、おう…」
父は泡立てたボディソープを体の前面に塗り伸ばすと、後ろから抱き着くように華の背中に胸を押し付けた。
「あんっ…ぁ…」
そんな声を出す華の姿を見るのは、母は初めてであったから、わかっていたとは言ってもその表情は驚きに包まれていた。
「ちょ、ちょっと…娘があんな声を出すところを見るのは…正直辛いものがあるわね…」
「その声を出させているのがパパなのは別にいいの?」
「んー、そこはもうしょうがないわねえ…」
そんな真知子と柚子の会話は、二人の世界に入ってしまった華と父には聞こえていなかった。