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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第44章 エピローグ ~ ハッピーエンド?
 華は左手を口元に当てて声を抑えつつ、右手だけで父にしがみついていた。
 父はといえば、水平に揺さぶっていただけの腰の動きに、たまに上下動を混ぜながら、その振幅を徐々に増していっている。

 「はっ…おっ…おとぅさんっ…だめだよぅ…っは…」
 「腰が…勝手に動いてしまう…ぬっ、抜くか?!」

 「…それも…ダメ…」

 湯船から楽しそうに二人の様子を眺めている柚子が、脇から口をはさんだ。 

 「ねえ、パパ。ここんとこお姉ちゃんとしてなかったんでしょ?何日溜めたの?(笑)」
 「そうなの?そうなの?柚子、あなたなんでそんなことわかるの!?」
 「あははは。」

 実際のところ、この1週間ほど、式の直前ということで父と華は別々の部屋で寝ていた。
 だからそれは容易に予想がついたことでもある。 

 華はまじめな顔で、父を見つめて聞く。

 「何日?」
 「お、お前はわかってるだろう……5日だ…」

 二人は小声でやり取りを交わしたつもりだったが、それを柚子が聞き逃すはずもない。

 「5日!!すごいね!そんなに溜めたんだ!じゃあ、今日は沢山でちゃうねぇ…」
 「ああああ、柚子、そんなこと言わないで!…もう、やめてぇ…」

 あーあー、聞こえない聞こえない、と真知子は耳を塞いで首を振る。
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