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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第45章 エピローグ ~ ハッピーエンド?(2)
 「えーっ、マジで!?」
 「言ってることはわかるけど…華、本当にそれで良いの?」

 「うん。いいの。そうして欲しいの。」

 そう言ってから私はお父さんのほうを見た。お父さんも少し驚いているようだったけど、ねっ?と私が問いかけると、黙って頷いてくれた。

 「お姉ちゃん、せっかくの初夜なのに…いいのかなあ、ほんとに。」
 「初夜、もう終わっちゃったし。だいぶ早い時間だったけどねw」

 まだ外は夕暮れの趣き。

 夜って感じじゃなかったし、予定外の結果だったけど、挙式後の初セックスはさっき終わってしまった。だったら、この先は久しぶりの4人家族の旅行になってくれたほうが、私は嬉しいって思ったんだ。

 私たちの関係は複雑に組み変わってしまったけれど、絆は前より深まったんじゃないかって思う。
 でももう少し時間が経つと家族は4人ではなくなってしまう。
 4人で水入らずの旅行は、きっとこれが最後だ。

 「ママ、どうする?私は別に…いいけど…」
 「そう…そうね。じゃあお言葉に甘えようかな。こんな豪華なホテルは初めてだし。でも…もうあんなの見せられるのはいやぁよ?」

 「あははは。お母さんもエッチだなあ。もうしないよ。さすがに。」

 とまあ、その時はそう言ったんだけど、この時は柚子という無邪気な爆弾を抱えていることを忘れていたのだった。
 けどその爆弾が爆発するのはもう少し後のことだ。この時の私は毒気も抜けてて、純粋に家族の時間を楽しむだけのつもりだったんだ。

 「じゃあ、もうしばらくお風呂を楽しもうね。」
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