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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第45章 エピローグ ~ ハッピーエンド?(2)
 
 「パパ、この料理はなに?」
 「フレンチのコースだ。この階にあるレストランのやつ。」

 コース料理とは言っても、ルームサービスなので、すべての料理が出されていてお皿は所せましと並んでいます。

 「ワインもある。ほら、どうだ。」
 
 桜井くんはワインの瓶を私のほうに向けてグラスを取るように私に促します。

 「あっ、いいな。お父さん、私にも頂戴よ。」
 「だめだ。お前が飲んだら柚子も飲みたがるだろう。」

 どうも彼の視点はずれている気がしましたが、そこには触れずに、私はグラスを取って差し出しました。

 「ちぇ。柚子も飲んだらいいじゃん…」
 「えっ!?いいの?パパ!」
 
 「ダメに決まってるだろっ!中学生がっ!」

 「普通は高校生だってダメなのよう。」
 「…そりゃあそうだ。だから華もだめだ。」

 結局柚子と華にはジュースを注いで、私たちは乾杯しました。


 乾杯は、桜井くんと華への祝福の乾杯です。
 少し寂しい思いもありましたが、私は心の底から二人を祝福しておりました。

 「おめでとう」

 と私が言うと、二人とも少し恥ずかしそうに、ありがとう、と言いました。

 そして4人での食事となりましたけれども、バスローブ姿であることも手伝って、どうも普通の4人の食事とは違った感じです。
 どこか、エロスを伴うような、そんな空気が漂っていたのです。


 窓の外はすっかりと日が落ちて、街が美しく輝いていました。
  
  
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