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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第45章 エピローグ ~ ハッピーエンド?(2)
[3月1日](日) 風景:スィートルーム 寝室
「えええぇ?!あっ、あたし?あたしなの!?…やっ、ちょっダメダメダメダメ。無理、無理よぅ。」
どこかそれを期待していたものの、現実に当たりを引いてしまうと、真知子は狼狽し、アタフタと固辞をする。
「それに、華、あ、あなただって嫌よね?そうでしょ?」
「お母さん、私が言い出したことだよ?クジ引き。私は大丈夫。」
「そうだけどう……そうだけどっ!?」
その華の言葉は嘘ではなかった。
しっかりとした形で式を挙げて、そしてその後の交わりまでを母や妹の目の前に晒した。
そのことは華に十分な優越感を与えたし、そうなれば今度は普通とは違った形の家族の団らんというものを試してみたくなったのである。
だから、こんなクジ引きを華は提案した。
「お姉ちゃん、これを狙ってたの?」
「まあね。あんたが引いちゃう可能性だってあったけど。」
父と真知子は顔を見合わせた。
真知子は少し顔を赤くしてうつむく。
「そんなに照れなくっても…」
「そ、そういう問題じゃ、ないわよ…そんな、娘たちの前で……その、してるとこ見せるなんて…普通じゃないわ…」