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第46章 エピローグ　～　ハッピーエンド？(3)

　「さすがに私たちの娘ね。すっかり変態に仕上がっちゃって嬉しいわ…と言いたいところだけれど、すでに桜井くんが調教済みってところがシャクに触るわね。」

　その口調は本気で気を悪くしているみたいな低いトーンで、私は少し怖くなって体が震えた。
　お父さんもちょっと怖くなったのか、言い訳みたいに私をいけにえにする。

　「い、いや、実はな。それは俺が開発したんじゃないんだ。…あ、あのな。聞いて驚け…華、自分で道具買って拡張したんだぞ。」

　私は自分でアナル拡張した時のこと　－日記には320ページあたりに書いたと思うけど－ を思い出させられて、顔が真っ赤になってしまう。

　お父さんがひどすぎる。そして、柚子も調子に乗って私を責める側に回った。

　「えーっ！？、お姉ちゃん、自分でそんなことしたの！？すごーい！変態変態！」
　
　お前だって開発済みだろうよ！しかも男の人たちに寄ってたかって拡張されたくせに！
　日記の961ページに書いたぞ！動画も残ってるぞ！

　と暴露してやりたかったけど、喋れないし喋れたって言えない秘密だ。
　柚子はそんなこと計算済みで、人をバカにしたような言い方でからかってくるのだ。

　「あらあら、それはさすがに引くわ（笑）恥ずかしいったらないわねえ。」