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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第47章 エピローグ2 ~ ・・・いや、バッドエンド?
自分ひとりでお葬式を出さなきゃいけなくなれば、やることがいっぱいあって…
たぶん今まで泣く暇もないくらいに忙しかったんだろう。
今も、涙は出てこない。
お葬式を全部やりきって、ただただ疲れ果てた私は、食卓に突っ伏したままずっと眠りこんでいたんだ。
かろうじて顔を上げるだけの力はあったものの、立ち上がる気力はなかった。
だから、また私は顔を伏せてウツラウツラと睡魔にもてあそばれ続ける。
相変わらずヒグラシの声だけが響く寂しい空間で、私は顔を伏せたまま寝たり起きたりを繰り返していた。
・・・あれ…?
いつの間にか、ヒグラシの声に混じって、キッチンのほうからシャーと水の流れる音がしている。
そして、カチャカチャ、カチャカチャと食器が触れ合う音もする。
お母さんが出て行ってからというもの、ううん、帰ってきてからもだったけど。
それはお父さんがキッチンで洗い物をする音だ。
いつもの、お父さんの音。
たぶん今まで泣く暇もないくらいに忙しかったんだろう。
今も、涙は出てこない。
お葬式を全部やりきって、ただただ疲れ果てた私は、食卓に突っ伏したままずっと眠りこんでいたんだ。
かろうじて顔を上げるだけの力はあったものの、立ち上がる気力はなかった。
だから、また私は顔を伏せてウツラウツラと睡魔にもてあそばれ続ける。
相変わらずヒグラシの声だけが響く寂しい空間で、私は顔を伏せたまま寝たり起きたりを繰り返していた。
・・・あれ…?
いつの間にか、ヒグラシの声に混じって、キッチンのほうからシャーと水の流れる音がしている。
そして、カチャカチャ、カチャカチャと食器が触れ合う音もする。
お母さんが出て行ってからというもの、ううん、帰ってきてからもだったけど。
それはお父さんがキッチンで洗い物をする音だ。
いつもの、お父さんの音。