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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第48章 エピローグ3 ~ ・・・からの、True End.
全部理解したら、また涙が溢れてきた。
声は出ないけれど、涙は次から次へと湧いてくる。
それは、私の心が全力で安心したから。
「華…ようやくまともな顔になってきたわね…涙でぐしゃぐしゃだけど…」
「もう…お姉ちゃん…ほんとにびっくりしたよ…ぐっすり寝てるのかと思ったら、突然大声で叫びだすんだもん…」
「…すっごく、すっごく…怖くて寂しい夢をみたんだよ…」
「ええーー!?どんな夢??ww」
柚子は楽しそうに笑いながら聞いてくる。
だけど、私はそれを説明する気にはなれなかった。
口に出したら、それが現実になってしまうような気がして。
それにしても、なんであんな夢を…
そう思ったとき、ひらめくように頭の中に牧師様の言葉が流れた。
……健やかなる時も 病める時も 富める時も 貧しき時も……
「死が二人を分かつまで」
そうか…式の途中でも気になったけれど……牧師様のあの言葉が、心のどこかに刺さっていたんだ。
だから私はあんな不吉な夢を見てしまった…
いずれ来てしまうその時。
だからあの夢も、結局いつかは本物に…
人生はバッドエンドでしか終われないのかしら。
声は出ないけれど、涙は次から次へと湧いてくる。
それは、私の心が全力で安心したから。
「華…ようやくまともな顔になってきたわね…涙でぐしゃぐしゃだけど…」
「もう…お姉ちゃん…ほんとにびっくりしたよ…ぐっすり寝てるのかと思ったら、突然大声で叫びだすんだもん…」
「…すっごく、すっごく…怖くて寂しい夢をみたんだよ…」
「ええーー!?どんな夢??ww」
柚子は楽しそうに笑いながら聞いてくる。
だけど、私はそれを説明する気にはなれなかった。
口に出したら、それが現実になってしまうような気がして。
それにしても、なんであんな夢を…
そう思ったとき、ひらめくように頭の中に牧師様の言葉が流れた。
……健やかなる時も 病める時も 富める時も 貧しき時も……
「死が二人を分かつまで」
そうか…式の途中でも気になったけれど……牧師様のあの言葉が、心のどこかに刺さっていたんだ。
だから私はあんな不吉な夢を見てしまった…
いずれ来てしまうその時。
だからあの夢も、結局いつかは本物に…
人生はバッドエンドでしか終われないのかしら。