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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第49章 Last digest: 章別あらすじまとめ5
第42章(第49章) 2014 2 2015 [12月29日 ~ 1月7日]

▼華はサイトの掲示板で、ケーキになった柚子の画像を晒し、皆の喝采を得る。しかし、そこへ柚子が乱入してきた。柚子がサイトに入会していたというのは、事実であったのだ。柚子は姉への仕返しとばかりに姉がクリスマスツリーとなった画像、そして動画までもを公開してしまう。腹をピカピカと内側から光らせている姿や、肛門から精液を吐き出す姿まで公開された華は、自分の行為を棚に上げて柚子をなじった。▼柚子の部屋に華は殴り込み、襲い掛かる。しかしそれは、以前のような怒りのみに体を任せた暴力ではなかったから、二人は身体は自然と互いの性を慰め合った。二人で全身の性感をむさぼり合えば、やがて互いの暴挙はどこかへ霧散し、そこにかつてのような仲の良い姉妹が残された。▼そこで華は改めて柚子の気持ちを想う。妹の自分への恋愛感情、愛は父へのものしか持たない自分の感情。それが二人の間で整合しないことを考えれば、華はこれから3人で一緒に暮らしてゆくことが、非道く難しい事のように思えてしまうのだった。▼大晦日になり、世間が新しい年を控えて静寂に満たされ始める頃、可美村星矢は一人暗い顔で夜道を歩いていた。▼徹から金を絞り、華を犯し、桜井家をこれまで蹂躙し続けてきた彼であったが、徹に完敗することで生活を支えることすらままならない状況に追い込まれていた為である。そしてそんな彼の元に最凶の不運が訪れた。▼細い裏路地で、彼は見ず知らずの幼女を救うために、車に撥ねられてしまったのである。全身を強打した彼は、一旦は意識を取り戻すが、それは彼に最後の恐怖を与えるための罰でしかなかった。声を出せず、助けも請えないままに、彼はその命を路上で散らした。▼そんな事件が起きていることなど知らない父と娘は、罰当たりにも神社の拝殿へと上がり込み、座位で深くつながる。▼しかしそこへ隣家の高畑家が年越しの参拝に訪れた。行為が発覚するかもしれないというスリルを新たな糧として二人の興奮は高潮し、そして父は年の境目を跨ぎながら大量の精子を華の中へ放出し続けたのであった。▼明けて1月7日、華と柚子は可美村の死を知る。自分を犯し続けた憎い男であったが、その死を知った時、なぜだか華の双眸からとめどなく涙がこぼれた。それは華自身にも説明のつかない、複雑な感情であった。


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