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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第49章 Last digest: 章別あらすじまとめ5
第43章(第50章) 新しい形の未来が見える [1月18日 ~ 1月19日]

▼年末以降、かつてのような仲を取り戻した姉妹は、しばしば父と共に3人で戯れた。その日も3人は昼間から、互いの性をむさぼり合っていたが、夜になって想像もしていなかったような事態が起こる。真知子の帰還である。▼真知子は可美村の事故の日以降、彼の妻にマンションを追い出され町を彷徨っていた。携帯電話という連絡手段も奪われ、財布の中身も尽きて、彼女は桜井家以外に頼る場所がなかったのだ。▼3人は快く真知子を迎え入れ久しぶりに食卓を囲んだが、彼女が加わることによって、それまで静かな水面のようなバランスを保っていたこの家に一石が投じられることとなった。▼最初の衝撃は真知子の妊娠である。真知子は可美村の子供を身ごもり、すでにその腹は大きく膨らみ始めていた。▼この事実に引きずり出されるように、柚子の妊娠も発覚する。動揺する父であったが、これまで柚子が避妊なき膣内射精に全く躊躇してこなかった理由も同時に理解した。そして華は、まだ自分にだけ新しい命が与えられていないことに暗い感情を抱くのだった。▼真知子は、父が華のみならず柚子とも関係を持ったことを知り、二人の母として猛烈な怒りを父にぶつけた。しかしそのことは華の心にも怒りを呼び覚ます。▼華の怒りの根源は、華にも執拗に注がれた二人の男の精子が、それぞれに根付いた子宮を目の前にしての、深い嫉妬のような劣等感のような感情であったのかもしれない。だから華は二人に対して、父の愛だけは自分のものであると、怒りを込めて宣言せざるを得なかったのだ。▼一方父は、この先に可美村の忘れ形見を家族として受け入れる運命が待っていることを認識した。▼その晩は真知子の天然自然の緩さによって一旦は平和を得た。しかし、それで華の心が救われたわけではないことも、真知子と柚子には分かっていた。その晩、寝床を共にした柚子と真知子は、華の心を救うために何をすべきかと、二人で思索したのである。▼朝を迎えると、父と真知子は二人きりの時間を得る。柚子からこれまでの全ての経緯、つまりは父が華を恋人としながら柚子の身体をも開発し続けてきたこと、を聞いてしまった真知子は、もはや怒りの感情を持つこともなかった。二人はこっそりと軽いキスを交わし、真知子は華の心を救う一つのアイデアに父も協力することを求めたのであった。
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