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第49章 Last digest：　章別あらすじまとめ5

第44章　エピローグ　～　ハッピーエンド？　[3月1日]

▼大安吉日のその日、華は父を目指してバージンロードを歩いた。華の心を救うための儀式は、父と華との結婚式だったのだ。このとき牧師の語った『死が二人を分かつまで』という言葉は、華の胸に不吉に突き刺さる。▼牧師の前でのキスで舌を入れるという、見境のない父の戯れに華は翻弄されたが、真知子と柚子の立ち合いの元、結婚証明書にサインをしたところで、華の心を覆っていた薄暗い霧は晴れたのであった。▼式を終え、初夜を迎えるスィートルームに、華たちは全員で訪れた。豪華な内装と眺望を持った部屋で、華と柚子は無邪気にはしゃぐ。そしてこの光景を誰かに自慢しようと、二人はいつものサイトに接続し、掲示板を立てた。▼サイトの仲間たちは当然のように、ホテルの豪華さよりも父と華が結婚式を挙げたという事実のほうに驚きを示した。そんな中、掲示板に千鶴が現れる。千鶴は、4人は今夜一緒に乱れるのであろうと、予言のような想像を口にした。▼そんな千鶴の言葉に影響を受けたのか、華は4人でお風呂に入ろうと提案する。リビングの中央で真知子に父の着衣を剥かせ、華は父を先にバスルームへと送り出した。▼大きな湯船につかり、華を待ちながら気を緩めていた父は、バスルームへやってきたのが華でないことに驚く。そこに立っていたのは真知子である。▼それは華の差し金で、バスルームで二人きりになった父と真知子が何をするのか、柚子と二人でこっそりと覗きこんでいた。▼30分の約束で父を好きにしてよいと華から許可を得ていた真知子は、昔二人でよくしたプレイを洗い場で繰り広げる。父の興奮が真知子の技巧に流されかけたその時、全裸の柚子が乱入して来て、父の状態を確認した。▼すでに興奮の様相を示す父の性器は、華をして有罪と判定される。そして父は全身を使って華の身体を洗うという罰ゲームを、真知子と柚子の目の前で実行させられた。▼そんな行為が、父の性欲を限界まで高めるのは必然である。いつしか父は華を抱きしめ、華と器官をこすり合わせるような暴挙に及ぶ。母の前ではダメだといいつつも、結局華もそれを受け入れてしまうのである。▼とても見ていられないと顔をそらす真知子の前で、ついに二人は結合してしまう。そして静かな動きながらも二人は絶頂に達し、父は華の中で深く長い射精を行う。二人の初夜は夜を待たずに完遂された。