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第50章 ==　あとがき　==

・エープリルフールバージョン

　勘の良い方はお気づきとは思いますが、エープリルフールバージョンのエンディングは、そういう読者との間の暗黙の契約を勝手に破棄するような行為です。
　しかもそのまま一気に終わらせてしまうという、横暴きわまりないやり方。

　もちろん、それはわかっていてやったことでした。

　当時の日記にも書きましたが、そういう遊びが出来るのも、ネットで連載形式を続けているからこそ、だと思ってのことです。

　しかし、そのツケはしっかり回ってきて、次の日からしおりがバサバサ抜かれるという罰を受けたのでした(笑)。



　ところで、そんなあえての裏切り行為とは別に、あのようなカタストロフ表現は一度挑戦してみたかった題材だったのです。

　ベースの設定は昭和アニメ、メガゾーン２３からのまるパクリでしたが、それぞれの場面はいろいろなカタストロフ系ストーリーからイメージの影響を受けながら固めていったものです。

　１１ページという短い作品ではありましたが、元のお話の中では書けないようなシチュエーションを書けるということで、結構ノリノリで書いていました。
　結果、１ページに１０００文字ギリギリ突っ込むという、密度の高いページ構成になってしまいました。
　（本当は目標１０ページでしたが、１０００文字詰め込んでもちょっと足りませんでした。）

　官能小説という舞台ではあのくらいが限界かもしれませんが、いずれ舞台を変えてもう少し本格的にやってみたいです。



　ちなみに、色々な作品から、セリフ回しなどもパクっていたりします（これは本編でもちょいちょいやってますが）。
　お暇がありましたら是非指摘してみてください（笑)。