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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第51章 【番外編】 中学生妊婦の憂鬱 (1)
思春期に少女から女性へと変貌を遂げるはざま特有のその美しさは、全校の男たちの心を惹きつける。日々、取り巻きのような男子を引き連れて校内を闊歩するその姿は、女王という表現でさえ誇張ではないと言えた。
「…慌ててなんかいないけど?なによ。なんか用?」
「あらあら。挨拶もできない育ちの悪さね。そんなことだから…」
と、風間美羽はさげすむような表情で柚子の膨れた腹に目線をやった。
「うっさいなぁもう。あっちいきなよ。」
「まあひどい。なにかお探しのようだからお手伝いしようかと思っただけですのに。」
「そうだぞ。お嬢に失礼じゃないか。」
「淫乱豚女。目障りなんだよっ!」
美羽の取り巻き男子たちは口々に柚子のことを責め立て、そして嘲笑った。
「あははははは!!ばーかばーか。」
この年頃の男子は女子に比べて精神年齢が低いものではあるが、それにしたところで余りにも程度の低い煽りに、怒りを覚えるより先に呆れた柚子は、ふうとため息をつくしかなかった。
「ちょっと皆さま、あまり酷いこと言わないの。いじめだと思われてしまうじゃないの。」
そう言いながらにっこりとほほ笑むと、美羽は人差し指で下駄箱の上のほうを指さした。
「なによ。」
「あの辺に見えるの、ひょっとして桜井さんがお探しのものではなくって?」
「…慌ててなんかいないけど?なによ。なんか用?」
「あらあら。挨拶もできない育ちの悪さね。そんなことだから…」
と、風間美羽はさげすむような表情で柚子の膨れた腹に目線をやった。
「うっさいなぁもう。あっちいきなよ。」
「まあひどい。なにかお探しのようだからお手伝いしようかと思っただけですのに。」
「そうだぞ。お嬢に失礼じゃないか。」
「淫乱豚女。目障りなんだよっ!」
美羽の取り巻き男子たちは口々に柚子のことを責め立て、そして嘲笑った。
「あははははは!!ばーかばーか。」
この年頃の男子は女子に比べて精神年齢が低いものではあるが、それにしたところで余りにも程度の低い煽りに、怒りを覚えるより先に呆れた柚子は、ふうとため息をつくしかなかった。
「ちょっと皆さま、あまり酷いこと言わないの。いじめだと思われてしまうじゃないの。」
そう言いながらにっこりとほほ笑むと、美羽は人差し指で下駄箱の上のほうを指さした。
「なによ。」
「あの辺に見えるの、ひょっとして桜井さんがお探しのものではなくって?」