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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第54章 【番外編】 中学生妊婦の憂鬱 (4)
「ええええっ!?なっ、何…それ…エイコ…い、いったい…」
その驚きはそれまでの悲しい心をも吹き飛ばすほどの衝撃である。
気持ちの矛先は、傷ついた親友を慮るよりも、エイコという人間への興味に大きく向きを変えた。
「…付き合ってる彼がね…大学生の。ゴムが嫌いだっていって、私にお薬飲ませているの。」
「そんなの…だって、あたしたちの年でそんなもの、お医者さんも出してくれないでしょ!?」
「…おうちがさ、産婦人科なんだよ。本人も医大生でさ。」
「・・・・」
唖然、といった表情で、柚子はエイコの顔をまじまじと見た。
「そ、そうなんだ…」
ずっと真面目そうで、昨日までは処女だとさえ思っていた親友の真実を知って、柚子は絶句する。
そこで柚子には気づいたことがあった。
「あ、そうか……だからエイコ、いろいろ身体のことに詳しいんだね。」
「うん。いろいろと、教え込まれちゃった。ははっ。だからさ、桜井がお尻の穴使える人だってこともわかっちゃったよ?(笑)」
「えっ!?」
エイコに笑いが戻ったのは僥倖であったが、一方、突然にそんな話をされて、柚子は顔を真っ赤にした。