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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第54章 【番外編】 中学生妊婦の憂鬱 (4)
「6年の夏。」
「えーっ…うっそ…」
自分も女になるのが早いほうだと思っていた柚子だが、エイコと比べればつい最近のことだ。見た目の地味さに騙されてたなあ、と若干失礼な言葉も脳裏をよぎる。
「あたし、一人っ子でしょ?だからお兄ちゃんみたいな存在も兼ねてて。よく遊びに連れてってもらってたんだよね。親も先生のことは信じてたから、結構任せっきりにされてたし。」
「ふううぅぅぅぅん」
「夏休みに海に連れて行ってもらって、大きな浮き輪に二人で入ってさ。パチャパチャやってるうちにキスされた。」
「うっわー…ロリコンってやつだ…」
「まあそうかもねぇ。でも私も先生のこと好きだったからさ。その日、先生の部屋で初めてしたんだよ。」
時刻は6時を過ぎ、春先とはいえ夕暮れは深まってきた。
エイコは再び校門に向かって歩みかけるが、座ろ、と柚子が言い出して、並んでベンチに腰掛けた。
ここまで聞いてしまえば、もうじっくりと話を聞かなければ気が済まないのが柚子である。エイコも苦笑いしながら、柚子に従ったのだ。
「でも6年の夏って…私ら今よりもっと体ちっちゃかったよ…」