この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第54章 【番外編】 中学生妊婦の憂鬱 (4)
「あれ。また過去形?」
「まあ、今も嫌いってわけじゃないんだけどさ。こないだお見合いしたんだって。」
「えっ、何それ…」
「おうち、病院じゃん?なんかつり合いとかそういうのあるのかなって。それに私はまだお嫁さんになれないし、仕方ないよね。」
「……」
「まあ、そんなこともあってさ。ちょっと気になってた男の子、好きになってみようかなって、そう思ったんだ。」
「……あ!榊のことか。」
不覚なことに、柚子はそれまでエイコが榊と付き合いたいと願った事実を忘れていた。
「そう。だからさ、まあ榊が桜井のこと好きになっちゃったってのも、気にしないでいいよ(笑)」
「えーっと…そ、それは…」
「桜井、榊と本気で付き合うの?」
「ま、まさか!あんなサイテー野郎と付き合うわけないじゃん!」
「ま、そうだよね。あんなことされて…」
そこでまた、エイコは暗い表情に戻った。
「私はさ、エッチは好きだけど、それは好きな人とはそうだよ。でも今日みたいなのは絶対嫌……多分、私は今日のこと一生忘れられないね…」
「…うん…ごめんね…。」
「だから、なんで桜井が謝るのさ。」
「…わかんない……」