パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第55章 【番外編】　中学生妊婦の憂鬱 (5)

　「うっお、やべ。パンツ丸見えじゃん…」
　「えっ！？ちょっ、ちょっとっ！あなたたちが勝手に見ていいわけがないでしょっ！！馬鹿っ！変態っ！！離しなさいっ、って！」

　美羽は叫びながら暴れようとするが、両手と上半身を抑えられ、右足も上げたまま掴まれてしまえば、ただフラフラと揺れ動いているだけにしかならない。

　そんな動作でスカートはピラピラと裾を舞わせ、下着の覗く様をより強調するばかりである。


　男子たちはチラチラ見える下着に吸い寄せられるが如く、美羽の足元に集まってきてしゃがみこんだ。

　「わぁ、すごいな…お嬢のパンツ……結構セクスィ…こんなの見れる日が来るなんて…」

　キーチはまだ軽く痛みの残る睾丸を抑えながらそう言った。
　痛みを抱えつつも、そのペニスはしっかりと勃起したままだ。

　「あ、あなたたち…し、信じられない。誰に向かって、何をしているかわかっていらっしゃるのかしらっ！？」

　こんな状態になってもまだ、美羽はお嬢様然とした気位を維持してピシリと言い放つ。
　

　あーあ、馬鹿だなあ。

　そんな美羽の様子を目にしながら、柚子は思う。
　無表情をできるだけ保ってはいたが、口元がついフニフニと歪んでしまっていた。