この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第55章 【番外編】 中学生妊婦の憂鬱 (5)
「なあ、桜井。桜井はどう思う?」
「は?そんな事あたしに聞かないでよ。」
イタズラっぽく笑いながら聞いてくるリクに、柚子は真顔で切り捨てた。
「だってよ、桜井だって最初はやだやだ言ってたけど、結局ヌレヌレだったじゃん?w」
「うるせぇ。ふんっ!」
「さっ、桜井さん…お願いっ…やめさせてっ…やめっ…あっ…んぅ」
助けを求める美羽の口をまた誰かが塞いだようだったが、もうそれが誰なのか柚子からは見えなかった。
柚子は美羽に救いの手を差し伸べることもなく、静かに黙殺した。
そしてチラリと横に立つ榊のほうを見る。
それまでの人生で最大級に幸福な射精を柚子の中で行ったこともあってか、榊は他の男子たちよりは理性的であったようだ。
ポカンと口を開けたその表情には、わずかに焦燥の色も見えている。
「……榊?」
「ん?…あ、ああ。なに?……」
「あんたも、行かなくていいの?」
「え…いや…俺は……もうあいつのことは何とも、思ってないから…」
「ふううぅん…そう?」
柚子はそれ以上榊を問い詰めることはしなかったが、心の中では
「よく言うよ。ちんちんガチガチになってんじゃんw」
と突っ込みを入れていた。