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第7章 縄と妹

　そういいながらもエイコはそこを刺激しつづけるから、わたしの中からはさらに汁が出てきてしまう。

　「あああ…また沢山出てきちゃいましたね。こうなると勃起した陰茎、つまり男子のもつちんちん。それがここ、はい膣口ですね。ここから膣の中に入って行けるようになります。つまり今の桜井さんはもう陰茎を挿入しても問題のない状態というわけです。」

　それを聞いて、だれかが指を入れてきた。一度深く入れられたあと、ゆっくりと抜かれる。
　
　「すっげー、糸引いてるよｗ」

　そこでまた皆がゲラゲラと爆笑する。
　屈辱感と恥ずかしさで涙がにじんだ。

　「膣の中を奥のほうに進んでいきますと、子宮の入り口があります。それを子宮口といいます。たとえば今、山田クンが桜井さんに挿入して中で射精をしますと、山田クンから注入された精子が子宮口から子宮の内部まで流れていき、卵子を受精させるわけです。それが、性交という小作りの仕組みです。」
　
　うんうん、ほうほう、とまわりの男子たちが感心したように声を上げた。