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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第56章 【番外編】 中学生妊婦の憂鬱 (6)
 「で、どこまで話したっけな。」
 「知らないわよ。風間さんのことでしょ。」

 「おう、そうなんだけど、春休みの間は外の体育倉庫使ってたんだぜ。」

 「え!?体育倉庫?」

 「へへ、興味出てきた!?wキーチがさ、去年体育委員だったから、こっそり合鍵作ってて、休み中は使いたい放題。春休みは部活もないから、誰にも見られないしな。」

 「へえ…あんなところで…」

 屋外の体育倉庫はグラウンドの端のほうに建っている小さなプレハブ小屋である。
 古くからマンガの世界などでは凌辱現場として活用される空間だが、そんな知識のない柚子にはシチュエーションがちょっと新鮮に映った。

 「マットもあるし、放送室の床よりはよっぽどいい場所だぜ。」
 「お嬢も最初は嫌々来ていたけど、最近じゃあすっかり喜んでるw」

 ほんとかなあ、と柚子は思った。確かに、体がセックスを覚えてしまえばその反応は喜んでいるようにしか見えないのかも知れないが、だからといって好きでもない男たちに囲まれて代わる代わる犯されることを本心で喜んでいるとは思えない。

 少しやりすぎたかな…

 姉を陥れた時のことも思い出し胸が痛む。

 でも、あの時エイコを救うにはこれしかなかった…

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