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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第56章 【番外編】 中学生妊婦の憂鬱 (6)
男との距離感など慣れたものの柚子に対して、まだまだ精神的にも肉体的にもウブな宗介は、あっけらかんとベッドの上にいる柚子とは対照的に、心臓が破裂しそうなほどの動悸を抱えながら柚子の脇に座った。
「なー、にゃー、ピー助ぇ。お家出来て、よかったねー。」
ピー助の前足を持ってにゃーにゃーと言いながらピー助をいじり倒す柚子を、宗介はぽかんと口を開けて見つめている。
「やだ。なにジロジロみてるのw ほら、梶原君もピー助可愛がってあげなよ。」
そう言いながらも、柚子はピー助を膝に抱えたまま離そうとはしなかった。
仕方なくそのまま手を伸ばしてピー助に触れると、また少し柚子との距離が縮まる。
体臭を薄っすらと含んだシャンプーの香りが宗介の鼻腔を突き、宗介は下腹部に集まる血の流れを感じずにはいられない。
ピー助は、にゃぁ、と声を上げ、パタパタと軽く暴れた。
「あはは。梶原君、嫌われてるw」
「そ、そんなこと、ないだろ…な?なあピー助」
そうして二人でピー助と戯れ続け、時間は流れる。
最初の動悸も収まり、少し宗介は落ち着きを取り戻した。
会話が途切れ、少し気まずい空気が流れる。
話題に窮した宗介は突然美羽の話を持ち出した。
「なあ、桜井に聞くのもなんだけど……最近美羽になにかあったのか、知らないか?」
「なー、にゃー、ピー助ぇ。お家出来て、よかったねー。」
ピー助の前足を持ってにゃーにゃーと言いながらピー助をいじり倒す柚子を、宗介はぽかんと口を開けて見つめている。
「やだ。なにジロジロみてるのw ほら、梶原君もピー助可愛がってあげなよ。」
そう言いながらも、柚子はピー助を膝に抱えたまま離そうとはしなかった。
仕方なくそのまま手を伸ばしてピー助に触れると、また少し柚子との距離が縮まる。
体臭を薄っすらと含んだシャンプーの香りが宗介の鼻腔を突き、宗介は下腹部に集まる血の流れを感じずにはいられない。
ピー助は、にゃぁ、と声を上げ、パタパタと軽く暴れた。
「あはは。梶原君、嫌われてるw」
「そ、そんなこと、ないだろ…な?なあピー助」
そうして二人でピー助と戯れ続け、時間は流れる。
最初の動悸も収まり、少し宗介は落ち着きを取り戻した。
会話が途切れ、少し気まずい空気が流れる。
話題に窮した宗介は突然美羽の話を持ち出した。
「なあ、桜井に聞くのもなんだけど……最近美羽になにかあったのか、知らないか?」