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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第56章 【番外編】 中学生妊婦の憂鬱 (6)
 ・・・・・・・ 

 「…柚子、どうした?」
 「え?ああ…うん。ちょっと、この部屋に初めて来た日のことを思い出してた。」

 その日以来、毎日のように柚子はピー助に会いにここを訪れ、そして宗介の愛と精を全身に染み渡らせていた。
 そんな日々も、いったん今日が最後となりそうだと、少しナーバスに表情は曇る。


 「ついこないだの話なのにな。…なんかもうずっと一緒にいるみたいに思えるんだ。」
 「私も…」

 一旦外に出れば、以前と変わらずクールな態度で、学校でも下の名前では呼ばれない。
 ガツガツと何かを求めてくることもなく、それでいてベッドの上ではあふれんばかりの愛と情欲と、そして精液で包み込んでくる。

 そんな絶妙な距離感が、柚子の心を捉えた。

 二度と男を好きになることなどない、と思っていた柚子であった。
 しかし、今はあれだけ愛した姉と同等かそれ以上に大切な人間として、柚子の心の中に位置づけられている。


 「暗いなあ、暗い。なんで昔のこと思い出してそんな暗くなってるんだ?しばらくエッチできないから?w」
 「それもある。でもねえ…なんていうか。悩み?みたいなの。」

 「うん。」

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