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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第7章 縄と妹


 「…らい、おい!おい桜井!どうしたんだ?大丈夫か!?」

 瞬間、わたしは妄想から我に返った。

 時間にしたらほんの数十秒の妄想だったと思うけど、顔を真っ赤にして硬直したまま何もしゃべらなくなった私に、先生もみんなもおかしいって思ったみたいだった。

 もう限界。
 これ以上、ここにいたら本当にこの場でイっちゃうかもしれない。

 「桜井、大丈夫か?体調悪いのか?」

 さっき怒鳴ったばかりの先生は本当に心配そうにそう言った。

 私は素直に、はいゴメンナサイと言ったあと、体調が悪いから早退しますと答える。

 真っ赤な顔で汗をにじませている私は本当に体調が悪そうに見えたんだろう。
 それ以上は誰からも追及されず、私は家に帰らせてもらえた。

 立ち上がったらお股の汁が垂れてしまったりしないか、スカートにシミができていないか、そんなことを気にしながら、私はヨタヨタと歩いてようやく学校を出ることができた。

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