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第58章 【番外編】　中学生妊婦の憂鬱 (終)

　「は、はい…わかりました…」
　
　命令口調で言われてあえて乗っているのか、美羽は素直に敬語で答え、指示に従った。

　「うん。いい子いい子。じゃあ、手を後ろに回して、そうそう。じゃあ、縄かけてくね。」

　柚子にできるのはごく初歩的な後手縛りだけである。
　最初に両手首にグルグル縄を巻き付けてまとめてしまうと、次に乳房の上下に二の腕ごと縄をかけていった。

　肩の上から回した縄が乳房の下の縄に引っ掛けられ、後ろから縄をひかれると乳房がギュッと強調された。美羽の口からは思わず声が漏れる。

　「あふっ…んなっ…なにっこれ…」

　「んふふふ。美羽は胸大きいから、すっごく映えるねえ。ね、エイコ？」
　「そうねえ。もう、乳首立ってるのわかるしｗ」

　「やっ…は、恥ずかしいこと言わないで…ください…」
　「そういうのがいいんでしょうが。素直になりなさい。美羽。」

　「は、はい…でも、でもあの…お願いがあるの…お願いが…」
　「ん？どした？」

　話を聞きながらも柚子の動きは止まらない。脇にも縄を通すと、乳房の上下の縄を巻き込んで後ろに回し、またギュッと引き絞った。

　「あんっ！なっ、縄が食い込むっ……ぁはっ…」