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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第58章 【番外編】 中学生妊婦の憂鬱 (終)
 「ママ、今日、二人泊まっていきたいって。いいよね。」
 「あらあら、それならもう少し食材買ってくるんだったわ。まあ、いいわ。なんとかなるでしょ。二人とも、ゆっくりしていってね。」

 エイコと美羽は真知子に礼を言うと、満を持して真知子の胸に抱かれた純菜にすり寄っていった。

 「きゃあ、純菜くうん。今日もいい男だぁ。」
 「うんうん。きっとイケメンに育つねえ。」

 美羽は真知子から受け取った純菜を抱きかかえて、ジュンナァ、ジュンナクゥンと猫なで声で語りかけた。
 エイコは柔らかな純菜の頬をツンツンとつついて、はぁああと満足気なため息を漏らす。


 そんな純菜に夢中な二人の横で華が柚子の袖をそっと引っ張った。

 「柚子、ちょっと…」
 
 華はリビングから少し離れたところに柚子を連れ出す。

 「何よ…お姉ちゃん。」
 「あんたねえ。全く…ほどほどにしときなさいよ?気づかないとでも思ったの?」

 「何のこと…」
 「縛ったでしょ。」

 あ、と柚子はそこで気づいた。美羽の身体に刻まれた縄の痕である。

 二の腕の痕はシャツの袖に隠されていてほとんど見えなかったが、太ももに深く残った痕は、短い美羽のスカートでは全く隠せない。
 縄を解かれてから時間が経ってはいたものの、まだそれとわかるほどには、色が残っている。

 「はは。ばれたか。」
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