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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第8章 縄と妹と私
 お姉ちゃんが手に取ったのは首輪だった。犬にするみたいな、赤くて皮で出来ているやつ。それを首につけられて、そのあと鎖を引っ張られた。
 
 軽く首が締まって、ぐえってなった。

 「あははは。犬みたいだねえ。ゆず。わんわんって言ってみ?」

 妄想よりも変態になってっちゃうみたいで嫌だとも思ったけど、なんでもするって約束したんだからと自分に言い聞かせて、思い切って声を出してみた。

 「…わんわん…」

 お姉ちゃんはゲラゲラ笑った。

 あの日以来、ずっと暗い顔だったお姉ちゃんが今日はずっと朝から笑ってる。
 そして笑ってもらっているのはわたし。
 
 こうやってわたしがお姉ちゃんをちょっとづつ元気にしていってあげられてるんなら、もっと変態になってもいいや。そう考えたら心の中の何かが外れた感じがした。

 お姉ちゃんはさんざん笑ったあと、また鎖をひっぱってわたしにぐえって言わせて、それから

 「あっそうか。わかった。」

 て言って、なんか犬のしっぽみたいのを出してきた。先っぽに、ピンクの大きなどんぐりみたいなのがついてる。

 「なにそれ?」
 「うん。アナルプラグ、しっぽ付き。」
 

 
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