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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第8章 縄と妹と私
[8月31日] 父の告白日記
夏休み最後の日の今日は日曜日で、私は朝からTシャツにトランクスというだらしない姿でシャワー後の火照りをリビングのソファーで冷ましていた。
すでに出かけた柚子、最近朝の遅い華、ということで完全に油断した格好だったのだが、そこへ華が部屋から降りてきてしまった。
慌てて、ゴメンと言ってスウェットを穿こうとしたけれど
「いいよ、そのままで。今更何を隠すって言うのよw」
そう笑って、娘は私の横に座った。
娘は持っていたタブレットをテーブルの上に置くと
「もう夏休みおわりだあ…」
と言って、ちょっと憂鬱そうな表情をする。
「そうだなぁ。だけどこのまま学校にずっと行かないわけにもいかないだろう。」
「リョウタと顔合わせたくないんだよねえ。もう何もしてこないとは思うけどさ。」
その感覚は当然だろう。というより、私は娘に言われるままに事件を放置してしまっていることにも問題を感じていたから、なおさら、登校を強要する気にもなれない部分があった。