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第8章 縄と妹と私

　真面目で優等生で、ちょっと性格の強い柚子。
　そんな柚子がここまでM性を備えた女子になっていたというのは驚くべきことではあったが、しかしそれは間違いなく妻の血で、納得のできる事実でもあった。

　彼女も、縛られ、吊るされ、叩かれることで興奮し、その後ペニスで激しく中を突かれることを好んだ。

　画面の中、犬の姿で尻を叩かれながらわんわんと声をだす柚子の様子は、古い記憶の中の妻とも重なる。
　
　「ああああああっ、またっ、おっきくなったぁああ…ん…。お父さんだめだよう、そんなに柚子で興奮しちゃうのうっぁんっっ」

　下の娘の痴態で欲情しながら、上の娘と交わる。
　そんな状況は異常で新しい興奮を呼び覚ましており、華を突き上げる動きにいつもよりも力がこもる。

　「つぎっ、つぎがっ…すっごいよっ…ぅっあん、ああんあん、やん、あぁんっ…も、もうあたし…もいきそっ…」

　私は華の中を深く押し拡げながらも、タブレットの中の柚子から目が離せなくなっていた。

　全身を拘束され、股間に電マを固定された柚子の姿。

　映像の中で、一気に柚子はオーガズムに向けて登りつめていく。
　そしてそれに合わせて私と華も自らの興奮を重ねていった。