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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第9章 犬少女。晒されて騙されて…
 そんなのいやだ、という柚子に向かって、華は意地悪そうな表情で

 「ね・つ・と」

 と言い放つ。
 私にはそれがなんの意味かはわからなかった。

 しかしそれは魔法の呪文だったのだろうか。
 結局、柚子は姉に言われるがままに私の前にひざまずいたのである。

 そして

 「本当に、本当にやらなきゃだめ?」

 と姉のほうに顔を向けた。
 華はそんな言葉を無視するかのように視線を合わせず、ポケットからキッチンタイマーを取り出して時間をセットし始め

 「うん。だめだよ。」

 と、さらりと否定する。
 最後の懇願を軽くはねつけられ、柚子はあきらめて顔を前に向けると、睨みつけるような形相で私の股間を凝視した。

 「まずタオルとらないと。ね。」

 そう言われてもすぐには柚子は動かなかった。怒っているような、泣いているような表情で、私の前にひざまずいたまま固まっている。
 
 ピッ!

 とキッチンタイマーの電子音がした。
 華がタイマーをスタートさせたのだ。

 「ゆず。5分なんてすぐだよ。おちんちん入れられちゃっていいの?」

 と華は柚子を煽る。
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