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第13章 そして柚子

　以前ほどの嫌悪感を見せることはない柚子であったが、それでもその強烈な臭気に眉を顰める。しかしその動きに迷いは見られなかった。
　
　常に前を向いている姉のペニスとは異なり、刺激するたびにピクピクと動き、その角度を変えてしまう父のペニスは柚子を難儀させたが、そのことが逆に柚子をいつの間にか夢中にさせていく。

　いつしか両手も添え、咥えやすく角度を調整してしっかりと根元に近いところまで咥えこむと、柚子は十分に唾液を溜めた口内でじゅぽじゅぽと淫靡な音を立てながら顔を振るのだった。

　「やだぁ、柚子。お父さんのほうばっかりじゃん…私のもかまってよねえ。」

　華はそういうと、すでに父のものでいっぱいになっている柚子の口に、脇から無理やり入ろうとその先をぐりぐりと押し付けていった。

　「んんん、をねえひゃん、むぃひないえよ」

　「なに言ってるかわかんないよ（笑）がんばって2本とも咥えてよ。ほれほれ。」　

　それでもなんとか大きく口を開いて2本を咥え込んだ柚子であったが、フガフガと声を出すのが精いっぱいで、それ以上動きをつけることは無理だった。