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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第18章 母であっても…
[4月の終わり頃] 風景:あるホテルの一室
「はぁ、はぁ、ハァ…」
「あんっ、あっ…あっ…やっ、いいっ…もっと…」
メインの照明を落とされて、わずかなスタンドの明かりだけが光を与えている少し広めの和室。そこでは何人かの男と、そして一人の女が蠢いていた。
部屋の中央に敷かれた布団の上では一組の男女が後背位の姿勢でまぐわっており、残りの数人の男たちがそれを取り囲むように座り込んでいた。
性行為に及ぶ人体から発せられる独特の妖しい臭気と少し高めの湿度、そしてうっすらと漂う煙草の煙。正常な意識を持った人間なら思わず顔をしかめてしまうであろう空気にその部屋は満たされている。
そして最後に近くなった行為による張りつめた緊張感は、その空気をさらに息苦しいものとさせていた。
女は膝を曲げた状態の腿と脛にかけられた縄で足を伸ばせないように拘束され、細くしなやかな胴体には亀甲縛りの型で縄が巻き付いていた。
まだまだ張りを失っておらず、それでいて柔らかさをたたえた乳房は、上下にかけられたその縄に挟まれその存在を強調させられている。