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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第18章 母であっても…
 女は軽くシャワーを浴びて身支度を整えると、まだ座り込んだままの男たちを見下ろしながら、自分の荷物を手に取った。

 「じゃあまた、参加お願いしますね。これ、ほんの気持ちです。」

 そう言って立ち上がった一人の男が女に封筒を手渡す。その中身はおそらく、ある程度の額の現金であろう。
 
 「いつも、すみません…」
 「いいんですいいんです。僕たちの大切なマチコさんだから。また、次も来てくださいよね。」

 そんな言葉に女はにっこりとほほ笑んで答えた。

 「ええ、もちろん。…皆さんも、是非に。」
 「はは、当たり前です。仕事なんか全部部下に押し付けてでも私は来ますよ。」

 50代半ばといった風貌の男性がそんな軽口をたたく。
 

 そしてまだ余韻の抜けきらない男たちに見送られ、女はその部屋を後にした。



 
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