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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第18章 母であっても…
[4月の終わりごろ] 風景:コンビニの駐車場
「お姉さん、俺たちとちょっと飲みにいきませんかね。」
ホテルから乗ったタクシーを降りてしばらく歩いた帰り道、派手な柄のシャツにジャケットを羽織った若い男に、女は突然声をかけられた。
「えっ、や、私そんな、お姉さんなんて年ではないので…」
「そんなことないですよ。じっくり熟れて、これからって感じじゃない。ね。まずは軽く飲みに行きましょ。」
「あ、あの…子供たちが待っているから…」
「いい匂いさせながらこんな夜中に出歩いてね。なに言ってるの。」
「そ、それは…」
確かにその女の風情は、多少、普通の女性と同じとは言い難いものがあった。
うっすらと湿り毛をもった髪。
そして女の放つ香りは単に浴びたてのシャワーによるものだけではなく、その前の会合から引きずってきた淫靡な臭気をも含んでいたようだ。
そういったメスの匂いに敏感な種類の男に見つかってしまったのは、彼女にとって不運としか言いようがなかったかもしれない。