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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第18章 母であっても…
[9月22日] 娘のプライベート日記
「うわ。何それ…マンガっていうかラブコメっていうか。あきれた話。」
私がお母さんの出会いのシーンまで話を終えたところで、本気のあきれた表情で柚子はそう言った。
「で?なに。その後そのまま部屋に上り込んでやっちゃったってわけ!?」
「んや、その日は結局帰ったらしいよ。」
「なんだ。…でも、結局はその後そうなっちゃうんだよね?」
私はもちろんその後のことも全部聞いてしまっているわけだけれど、今それを全て柚子に話していいものかどうか、少しためらった。
お母さんは、華ももう大人のオンナになったのだから、このぐらいの話はしてもいいわよねぇ、なんて言ってたけど、私がお母さんの話をそれなりに冷静に聞けた理由はそんなことじゃない。
それは、以前お父さんのPCに保管されてたお母さんの若いころの恥ずかしい写真をいっぱい見てしまっていたからだ。
だから、私の中にはお母さんもオンナであるって意識が既に出来上がっていたわけで、なんだかんだ言ってもまだ耐性のない柚子に、全部ぶちまけてしまうのはどうなんだろうって思える。