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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第20章 センセイトマチコ
 「…でも、真知子さんには旦那さんも娘さんもいるでしょう?ましてや娘さんは…」
 「そう、よね。でも私はもう…可美村クンと一緒にずっと居たいって思ってしまうの。」

 「あのね。もし裁判になったら、僕は何百万も旦那さんに払わなきゃいけなくなるんだよ。」

 「えっ…そ、そうなの。」
 「そう。それが間男の宿命。」

 「…そう…なの…」

 「ふっ、あはは。うそうそ。ぁいや、本当は本当なんだけど、だけどもう気にしないで。それにね、こういう関係になった時点でとっくに手遅れなんだ。もう僕も覚悟を決めるよ。うん。うちにおいで。」

 そこで何かが吹っ切れたように、彼はようやく笑顔になってくれました。

 「…いいの?」
 「いいよ。」

 「嬉しい!ありがとう・・・センセイ。」

 私は体を捻って可美村クンに唇を重ねると、強く彼に抱きついたのです。
 こうして私はほとんど勢いだけで可美村クンと一緒に住むことになりました。
 家を出るときはそんなこと考えもしていなかったものですから、荷物も着替えもごくわずかしかありません。
 それでも、もう家に何かをとりに行こうだなんて思いませんでした。
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