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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第22章 カタストロフィック マインドマップ
時刻は5時を少し過ぎたところ。さて、どうしたものかな、とリビングのソファに座り込む。
華が出かけてすぐに柚子に襲い掛かるというもなんだかガッついているようでみっともない気がするし、華にも悪いような気がした。
待っていればやがて降りてくるかと思いながらしばらく悶々としていたが、30分ほどそうしていても柚子は降りてはこない。
そして結局、私は柚子の部屋のドアをノックしていた。
ドアが開くと仏頂面の柚子が現れ、無感情なトーンで一言。
「なに?」
その恰好はレモン色のトレーナーに紺の膝丈ほどのスカートといった、特に扇情的でもないごく普通の恰好だった。秋の風も徐々に本格的になり、庭の木も紅葉しはじめている時節。そのぐらいの恰好が当たり前なのに、それを意外のように思うこと自体、私はどうかしているのだ。
「何ってこともないけどな。何してたんだ。」
「宿題。何か用?」
柚子の反応は冷たい。
昨日の朝のアレはなんだったんだろう、若い女のココロはやっぱりわからない。そう思いつつ、何かの勘違いだったかと少し恥をかかされたような悔しさも感じる。
「いや、そうか。な、ならいいんだ。じゃあ、な」
「…部屋、入る?」
華が出かけてすぐに柚子に襲い掛かるというもなんだかガッついているようでみっともない気がするし、華にも悪いような気がした。
待っていればやがて降りてくるかと思いながらしばらく悶々としていたが、30分ほどそうしていても柚子は降りてはこない。
そして結局、私は柚子の部屋のドアをノックしていた。
ドアが開くと仏頂面の柚子が現れ、無感情なトーンで一言。
「なに?」
その恰好はレモン色のトレーナーに紺の膝丈ほどのスカートといった、特に扇情的でもないごく普通の恰好だった。秋の風も徐々に本格的になり、庭の木も紅葉しはじめている時節。そのぐらいの恰好が当たり前なのに、それを意外のように思うこと自体、私はどうかしているのだ。
「何ってこともないけどな。何してたんだ。」
「宿題。何か用?」
柚子の反応は冷たい。
昨日の朝のアレはなんだったんだろう、若い女のココロはやっぱりわからない。そう思いつつ、何かの勘違いだったかと少し恥をかかされたような悔しさも感じる。
「いや、そうか。な、ならいいんだ。じゃあ、な」
「…部屋、入る?」