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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第22章 カタストロフィック マインドマップ
 「おねえちゃんが、さ。当分ちんちん入れちゃいけないっていうわけ。」

 二人でベッドに腰掛け横並びになって会話を始めると、柚子はいきなり核心に触れてきた。突然びっくりするようなことを言いだすのにも、そろそろ父は慣れ始めてきている。

 「気づかれたのかな。」
 「ううん。まだ知らないと思うよ。」

 「そうか。…前は自分でやらせようとまでしてたのにな。」
 「多分、パパに浮気されたくないんだろねえ。」

 遠い目線で足をパタパタとさせながら、他人事のように柚子はそう言った。

 「そういうの、なんだろうか…」
 「自分じゃ言わないけどね、きっとそう。んー、自分でも気づいてないのかも。」

 しかし柚子はそう言いながらも、妊娠初期の自分の体を姉が本気で気遣っていることも、また感じていた。

 「でも私の体のことを心配してるのもホントのところなんだよ。」
 「え、柚子、どっか悪いのか?部活も休んでるし…」
 「病気とかそんなんじゃないよ。心配しないで。…まあ、そのうち話すよ。っていうか、わかるよ。」
 「…悪くないんならいいけど。」

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