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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第24章 完全なる露見
「ああ、すまない。明日は終電コースでキャッチアップするから。…実は娘がバイト始めてな。早く帰ってちょっと家事をしないといけないんだ。」
「あれ?奥さんはどうされたんです?」
「…まあいろいろあってね。しばらく家を出ている。」
「ええええっ!?」
会話をしていた部下だけでなく、周りが一斉にこちらを見て声を上げた。
図らずも周囲にカミングアウトしてしまうことになったが、それは逆に帰りやすい空気をその場に醸し出し、私はすんなりとオフィスを離れることが出来た。
私の勤める企業はフレックス制を導入しており、コアタイムにきっちり引き上げれば18時には家に着ける。そして、ちょうどその時分から、華はバイトを始めているのだ。
だが、コアタイムで引き上げるなど普通はなにか用事があるときくらいのもので、今の私みたいに1日おきほどの頻度は異常だ。だから妻の件が公になったのは、私にとって都合がよい状況とも言えた。
まだほとんど昼間のような空の下、私は寄り道もせずに足早に家を目指す。何度もそういうことを繰り返しているうちに、華に申し訳ないと思う気持ちも薄まってしまってきている。
酷い人間だな、と自分でも思うが、私をというか私の身体の帰りを待ち焦がれているに違いにない柚子のことを思うと、そういう反省も忘れて股間に血を集めてしまうのだ。
「あれ?奥さんはどうされたんです?」
「…まあいろいろあってね。しばらく家を出ている。」
「ええええっ!?」
会話をしていた部下だけでなく、周りが一斉にこちらを見て声を上げた。
図らずも周囲にカミングアウトしてしまうことになったが、それは逆に帰りやすい空気をその場に醸し出し、私はすんなりとオフィスを離れることが出来た。
私の勤める企業はフレックス制を導入しており、コアタイムにきっちり引き上げれば18時には家に着ける。そして、ちょうどその時分から、華はバイトを始めているのだ。
だが、コアタイムで引き上げるなど普通はなにか用事があるときくらいのもので、今の私みたいに1日おきほどの頻度は異常だ。だから妻の件が公になったのは、私にとって都合がよい状況とも言えた。
まだほとんど昼間のような空の下、私は寄り道もせずに足早に家を目指す。何度もそういうことを繰り返しているうちに、華に申し訳ないと思う気持ちも薄まってしまってきている。
酷い人間だな、と自分でも思うが、私をというか私の身体の帰りを待ち焦がれているに違いにない柚子のことを思うと、そういう反省も忘れて股間に血を集めてしまうのだ。