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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第26章 変わってしまった日常で、果実は売られる
「まあ、お母さんが出て行ってしまった話はしてるし、みんな夫婦ゲンカだと思ったみたいだよ。」
「ん?夫婦ゲンカじゃん。私、もうお父さんのお嫁さんみたいなもんだよ?」
「え?」
「ちがうの?あんなに毎回中に出してるのに?」
私はうろたえて周りをきょろきょろと見回してしまう。
こんなに人が沢山いる駅前でさらりとそんなことを言うのに驚いたし、そして何よりもすでに華が自分の妻であるような意識でいることにも驚いた。
「あ…ま、まあそうだな。いま言ったのは、お母さんにボコられたんじゃないかって、みんな思ってるって意味だ…」
「ふうん。」
少し不満げな無表情で華は言う。
わずかではあるが重くなった空気に、私はまたあの時のように鼓動が早まっていった。
「まあ、いいけどね。…ご飯、何食べ行く?」
それ以上空気が重くならないようにと思ったのか、そこで華はまた話題を変えてきた。
「俺はなんでもいいよ。」
「なんでもいいとか言わないでよぅ。まったく。」
「じゃあ牛丼。」
「それはダメ。」
「ほら、そうなるじゃないか。」
「ん?夫婦ゲンカじゃん。私、もうお父さんのお嫁さんみたいなもんだよ?」
「え?」
「ちがうの?あんなに毎回中に出してるのに?」
私はうろたえて周りをきょろきょろと見回してしまう。
こんなに人が沢山いる駅前でさらりとそんなことを言うのに驚いたし、そして何よりもすでに華が自分の妻であるような意識でいることにも驚いた。
「あ…ま、まあそうだな。いま言ったのは、お母さんにボコられたんじゃないかって、みんな思ってるって意味だ…」
「ふうん。」
少し不満げな無表情で華は言う。
わずかではあるが重くなった空気に、私はまたあの時のように鼓動が早まっていった。
「まあ、いいけどね。…ご飯、何食べ行く?」
それ以上空気が重くならないようにと思ったのか、そこで華はまた話題を変えてきた。
「俺はなんでもいいよ。」
「なんでもいいとか言わないでよぅ。まったく。」
「じゃあ牛丼。」
「それはダメ。」
「ほら、そうなるじゃないか。」