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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第28章 桜井柚子。オンステージ。
 「みんな、柚子ちゃんをほったらかしで勝手に盛り上がっちゃだめっしょ。ちゃんとみんなでご賞味してあげないと。」
 「社長さん、その言い方はちょっとお下品ではなくて?」

 社長、といわれたデブのバットマンは、ありゃりゃと言って引き下がる。しかし彼の発言で皆の視線はまた柚子へと集中した。

 「ち、ちららさん、お願い…こういうはずじゃない…」
 「あら、何言ってるの、こういうはずだったでしょう。ほら。」

 千鶴が指し示した先には、60インチの大画面テレビがあった。音が消してあってそれまで気づかなかったが、そこに映っているのが自分であることを柚子が理解するのに、そう時間はかからなかった。

 それは姉がネットで公開した、柚子が全身にローターを張り付けて快楽に悶える動画である。それを千鶴はしっかりと保存し、そしてこの場を盛り上げる演出としてエンドレスに流していたのだ。

 「いっ、いやああああっ!なんでっ、なんで…こんなの持ってるのっ…」
 「ねっ。こういうはずだったの、思い出しましたでしょう?」
 「だって、だって…こんなの…ずるい…それに…きっ、清隆くんが待ってる…」
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