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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第28章 桜井柚子。オンステージ。
 先ほど放出したばかりの老人も、食い入るように柚子の股間を覗き込み、

 「こりゃたまらん…わしもまたイケそうになってきたわぃ」

 と、そのまま柚子に襲い掛からんばかりの勢いである。
 
 「だめですよ。ご当主といえど、ルールは守ってください。一番槍を引いたのは私ですからな。」

 フクロウの面をつけた男がそういうと、すかさず千鶴が割り込んだ。

 「あら、先生。もういきますの?」
 「ふうむ。私ももうだいぶ我慢の限界だからそうしたいのだけれど、始めてしまえば皆次々と行くだろう?」

 一番槍?次々と行く?ちょっと、ちょっと待って…

 当たり前の会話のように交わされるそんな表現が、柚子を絶望の一歩手前まで押しやっていく。

 早く…早く来て…清隆くん…

 柚子は周囲の会話にあえて反応の様子を見せず、黙って強くそう念じた。

 「そうですわね。殿方は一度堰が切れたら、もう止まらないものですもの。」
 「だからその前に、洗浄のほうも済ませておこうと思う。」
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