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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第28章 桜井柚子。オンステージ。
 「そのほうが賢明ね。ニオイもしますし、興奮が治まってからでは皆さん厳しそうですから。」

 千鶴はそういうと、パンパンと手を叩いた。
 すぐに襖が開くと、数人の仲居風の女性が何かを乗せた膳を持って現れる。

 そして彼女たちはパカンと股を開いた状態の柚子の前に立つと、ニコリと優しく微笑みかけながら、それらを畳に並べていった。
 浣腸器、洗面器、ブルーシート、エネマシリンジ、等々といった、「洗浄」なるイベントの道具であろうと思われるものを載せた膳が、所狭しとならんだ。

 「そっ、それ…なに…」
 「すぐにおわかりになりますよ。」

 仲居の一人がそう答えた。
 それが何であるか、具体的には良くわかっていない柚子であったが、それらの器具が放つ独特の空気から、嫌な予感を正確に感じ取ってしまう。
 
 「それで、洗浄を引いたのはどなたでしたかしら?」
 「私です。」

 と怪人20面相の覆面をした男が前に出た。覆面のデザインだけでは20面相とはわかりづらいと考えたのか、ご丁寧に額の部分に「怪人20面相」という刺繍が施されている。

 20面相は仲居をどけるようにして柚子の股間の前に陣取ると、そこに胡坐をかいた。
 勃起したペニスが柚子の視界の正面に来る。
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