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第4章 ある一日

　お父さんは勃起して上を向いたままのおちんちんを無理やり下に向かせる。

　「ほんとにいいのか？」
　「うんうん。やっちゃって。」

　勃起させたままおしっこをすると飛び散る、ってのは本当だった。

　水の出ているホースの先をつまんだ時みたいに、おしっこは広範囲に飛び散って、私の胸や顔にしぶきを浴びせただけでなく、お風呂の外にもはみ出した。

　「うひゃー、広がりすぎーｗｗ」

　思ってた以上に、飛び散るおしっこは計算外だったけど、おちんちんの先から出てくるところからは目を離さず観察させてもらう。

　いくつかに分かれたねじれたような水流の形が、しっかりと目に焼き付く。

　やがておしっこが出るにつれ、おちんちんが徐々に柔らかくなってくると、おしっこはだんだんとまとまり始めて、やがて太い一本の水流になった。

　さっきまで、本当にいいのか、なんていってたくせにお父さんは私の頭のてっぺんや、顔、胸と、狙いを定めながらおしっこを浴びせかけてくる。

　私もシャワーを浴びるように顔を動かし、顔や胸のドロドロをそのおしっこで洗い流していく。

　ほんのりと、食べ物の匂いがした。

　たぶん、お昼に食べたそうめんのつゆの匂いだ。