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第29章 人形とさして変わらないわたし

　とことん、恥ずかしい姿を見られて吹っ切れたから、柚子はこんな風に明るく肉便器をやっていられるのかもしれない。
　　
　そんな風に柚子がはずかしめられる様子は、私の中に心地よい感情を更に広げていった。動画を見ているだけで、なんだか顔まで邪悪になっていくような気がする。

　「そっ、それからっ…ドングリでっ、ぁっ、ひっ、拡げってっ…そのあと…あの、アナル、す、スティックって、いうデコボコしたやつっ…ああっ…」

　後ろから柚子を犯している男は、柚子に説明させながら腰を動かして、ゆっくりだけど滑らかな感じでオチンチンが出入りしている様子が映っている。

　「わ、スゲ…私だって何日もかかったのになぁ。」

　と、思わず独り言が漏れる。
　カメラは再び前に回りこんで、説明を続ける柚子の表情を観察し始めた。

　「で、デコボコ…のっ太いとこ、入るようになるまでっ…はっ…ぁふぅっ…何本も、ズボズボされっ…ましたっ…い、ちばん、ぶっとい…のがこれっ、です…」

　眉間にしわを寄せて一生懸命説明をしながら、柚子は紫色のアナルスティックをカメラにかざして見せた。