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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第29章 人形とさして変わらないわたし
枕元には誰かが持ってきてくれたのか、私のザックが置かれてる。中からスマホを出して見ると、お姉ちゃんからラインが来ていた。
「柚子、動画見た。…だいじょうぶなの?」
だって。
ちららさんが速攻お姉ちゃんに送っていたのもびっくりだけど、お姉ちゃんも何言ってるのって感じ。私を売ったくせに。
大丈夫っちゃあ大丈夫。だけどもう昨日までの私じゃなくなっちゃったよ。手遅れ。
イラッとくる。「大丈夫」と一言だけ打って、社交辞令程度のスタンプをつけて終わり。
既読はすぐについてその後立て続けにメッセージが来たけど、読む気も起らなくて電源切った。
お姉ちゃんに比べれば、昨日の気持ち悪いオジサンたちのほうがよっぽどいい人達に思える。少なくとも、お姉ちゃんみたいに私を邪魔者だって思ってない。そりゃ体目当てだろうけど、私のことを本気で褒めてくれる人たちだ。
そして私がスマホを投げ出したところで、ふすまが開いた。
入ってきたのは、清隆くんだった。
「柚子ちゃん、おはよう。」
清隆くんは何もなかったかのように私にあいさつした。
「柚子、動画見た。…だいじょうぶなの?」
だって。
ちららさんが速攻お姉ちゃんに送っていたのもびっくりだけど、お姉ちゃんも何言ってるのって感じ。私を売ったくせに。
大丈夫っちゃあ大丈夫。だけどもう昨日までの私じゃなくなっちゃったよ。手遅れ。
イラッとくる。「大丈夫」と一言だけ打って、社交辞令程度のスタンプをつけて終わり。
既読はすぐについてその後立て続けにメッセージが来たけど、読む気も起らなくて電源切った。
お姉ちゃんに比べれば、昨日の気持ち悪いオジサンたちのほうがよっぽどいい人達に思える。少なくとも、お姉ちゃんみたいに私を邪魔者だって思ってない。そりゃ体目当てだろうけど、私のことを本気で褒めてくれる人たちだ。
そして私がスマホを投げ出したところで、ふすまが開いた。
入ってきたのは、清隆くんだった。
「柚子ちゃん、おはよう。」
清隆くんは何もなかったかのように私にあいさつした。