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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第29章 人形とさして変わらないわたし

 私を騙したひどい人。

 しかしそれでも、いまさら憎む気にもならなかった。しょせん、おとつい会ったばかり。一度は好きになりかけたけど、もう何の感情もない。清隆くんは普通に服を着ていて、私はまっぱだかだけど、その状態が恥ずかしいとも思わなくなってた。

 そして、この人は結局私を使ってくれることもなくて、私の目の前でちららさんとセックスして見せただけだ。だから、あのオジサンたち以下。ちょっと見た目がカッコイイだけ。

 「おはようございます。」
 「さて、今日も一日元気に過ごそうね。これからみんな来るから。」

 不機嫌な顔を見せるのもシャクだし、私はできるだけ普通の感じで答える。

 「今日もまたオジサンたちが私で遊ぶの?」
 「そうだねえ。肉便器としてレベルアップするんだって、言ってた。とりあえず書道大会だって。」

 「は?書道?」

 意味わかんない。そう思ってポカンとしている私に清隆くんは

 「今のうちにシャワー浴びてきなよ。」

 と、バスタオルを渡して、それ以上何も説明せずに、スマホで誰かと話だした。



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